先日、福岡市消防局主催の救命講習会に参加してきました
内容は、心肺蘇生法とAEDの使用方法などを学ぶことがメインだったのですが、
職員の方が講習中に興味深い話をして下さったのでそれを紹介したいと思います
まずはクイズです。
福岡市内にある救急車の台数と年間出動件数はそれぞれどのくらいだと思われますか
答えは、26台と約64,000件だそうです。(2011年実績)
単純計算すると、1台の1日当たりの出動回数は、64,000件÷26台÷365日≒6.7回となります。
これを多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれだと思いますが、
中にはこんな理由で救急車を呼ぶ方もおられるようです

・二日酔いで頭が痛い。
・朝から何も食べておらずおなかがすいた。
・歯が痛い。
上記のようなケースに対応することで、本当の緊急現場への到着が遅れることもあるとの事でした
急を要しないと判断したら出動しなければいいというご意見も勿論あると思いますが、
少しでも早く現場に到着するために、119番通報の際には
場所を聞く⇒すぐに出動⇒現場に向かう車内で電話対応職員から詳細情報をもらう
という流れをとっているので、それは出来ないそうです
逆に、急を要するのに呼ぶのをためらって大事に至るケースもあるようなので
一概には言えませんが、一つでも多くのいのちを救うためにも、119番通報する前に
「本当に救急車が必要なのか?」を考えるようにしたいものですね。
K.S.
福岡市東区の髙橋公祥税理士事務所ブログ
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